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ナカジツ品質のつくりかた

お客様の信頼と社内の信頼、
両方を追求する「建築プロデューサー」とは?

お客様以上に、お客様のことを考える。ナカジツの経営理念にもなっているこの言葉を建築プロデューサーの誰もが、正面から受け取っています。ご要望に真摯に向き合いながら、プロの視点で検討し、理想の家のカタチへと導いていく。そんな日々の仕事の中、どんな苦労、どんなやりがいを感じるのか。彼らの生の声を通じて、建築プロデューサーの仕事の魅力をお伝えします。

PROFILE

  • 三原 槙悟写真 建築プロデューサー・2022年入社 三原 槙悟 新築住宅本部 岡崎工事課マネージャー(2025年2月時点)。ナカジツ新築分譲ブランド「Asobi-創家」の施工管理を担当。
  • 生田 めぐみ写真 建築プロデューサー・2020年入社 生田 めぐみ リフォーム・リノベーション本部 三河第一工事チームマネージャー(2025年2月時点)。お客様に寄り添いながら、満足度の高い現場を実現する。
  • 小島 悠河写真 コンサルティング営業・2019年入社 小島 悠河 不動産流通営業部門 とよたうわごろも店支店長(2025年2月時点)。
    「ザ・営業」ではない自分の営業スタイルがある。
  • 樋之口 翔平写真 建築プロデューサー・2020年入社 樋之口 翔平 リフォーム・リノベーション本部 三河第一営業チームマネージャー(2025年2月時点)。「建築プロデューサーとは、お客様の生活をつくる仕事」という信条をもつ。

建築プロデューサーとしてお客様のご要望と向き合うには

建築プロデューサーとしてお客様のご要望と向き合うには写真1建築プロデューサーとしてお客様のご要望と向き合うには写真1

ナカジツは、現場監督として工事を担当する職種を建築プロデューサーと呼んでいますが、じつは幅広い領域を担当していますね。私は分譲住宅担当ですが、生田さんと樋之口さんはリフォームですし。

今日のメンバーの中では、小島さんが全体の窓口にたつコンサルティング営業です。リフォームにおいては、コンサルティング営業が受注した案件について、樋之口さんたちがお客様と打ち合わせて、私たちが引き継いで工事をし、最終引き渡しをする。分譲住宅にオプション工事をすることもあって、その場合は三原さんたちが建築した分譲住宅を、小島さんたちが販売し、樋之口さんたちがオプション工事を提案して、私たちが工事する。そういう流れですね。

リフォームや新築のオプション工事だと、例えば意匠(デザイン)に関するお客様のご要望が尽きないと思うんですが、どう向き合っていますか?

建築プロデューサーとしてお客様のご要望と向き合うには写真2建築プロデューサーとしてお客様のご要望と向き合うには写真2

基準は「自分がその物件に住むとしたら」です。今までの経験から自分の中にモノサシができていると思うので、それを基準にして決めていきます。

私も「お客様が自分の家族だったら」と考えますね。デザイン性とメンテナンス性、どちらの要望が強いのか、どちらを優先すべきか、自分ごとに引き寄せて判断します。私はよく「やりたいことを全部教えてください。その中で優先順位をつけましょう」と言います。優先順位を決めて、ポイントを絞るのは重要です。

住宅の世界にも当然、トレンドはあって、お客様から流行を採り入れたいというご要望を伺います。その場合、ご予算は限られているので、できる範囲でご希望を叶えます。やみくもにトレンドを採り入れることはせず、プロの目でバランスを考えての提案となります。

先ほど樋之口さんが、デザイン性とメンテナンス性の優先順位のことをおっしゃいましたが、工事担当としても、お客様が考える優先順位は重視しています。ただ、その優先順位は変動するので、注意が必要ですね。初めはメンテナンス性重視と思っていても、おしゃれな意匠を一目見ると変わってしまうのは、よくあることです。だから、「お客様は、本当はどうしたいのか」を最初に探っておくことが大事です。

ホンネにたどり着くためのコミュニケーション

ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真1ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真1

お客様の言葉の裏にある「本当はどうしたいのか」を知るために、みなさんはどういうふうにコミュニケーションしていますか?

私は、お客様に気を遣いすぎないようにしています。「以前、おしゃれさを優先させたけど結局、後悔したお客様もいらっしゃいましたよ」などと率直なアドバイスもさせていただきますし。言葉の選び方はもちろん考えなくてはいけないですが、最終的に「自分たちよりもナカジツは考えてくれている」と思っていただけるように親身な姿勢を伝えるようにしています。

私も、率直なアドバイスを心がけています。ナカジツには、同じようなことを考えている人は多いと思いますね。インスタグラムを参考にしたデザインのご要望をよくお伺いしますが、そのまま反映させると、たいてい落ち着かない、くつろぎにくい家になってしまい、すぐ飽きてしまうんです。そういうこともお伝えした上で、採り入れるならポイントで使うことを提案します。

ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真2ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真2

お客様の言葉を100%叶えることは、必ずしも顧客満足につながるとは限らないと思います。お客様は、現在のことはわかっても、今後のことは想像しきれないと思うので、将来の住みやすさを考えてアドバイスするのが、私たちの仕事。ナカジツの理念の「お客様以上にお客様のことを考える」とは、そういうことだと思います。お客様の言うとおりの家をつくるだけなら、ナカジツでなくてもいいのですから。

お客様の「本当はどうしたい?」を知るためには、現在から将来にかけてのライフプランをお聞きする必要があります。そのためのヒアリング力、コミュニケーション力、理解力、提案力、知識量が、聞く側には求められると思います。私がよく使うのは、自分のことを言う、自己開示です。いきなり、自分の体重を教えたりしますね(笑)。

自分の話をしながら、お客様の話を聞くというところは、私も同じです。自分のことだけでなく、過去に担当した物件の話も参考情報としてお話ししています。

お客様の視点を知る、ということも大事かもしれません。ナカジツでは、接客練習としてロールプレイングを採り入れています。お客様役とスタッフ役に分かれてやりとりするのですが、中には、お客様としての質問が全然浮かばないというメンバーもいて。こういう訓練を重ねて鍛えていくことは、大事だと思います。

そうですね。私がお客様役だった時は、あえて「訊かれたら答えられそうにない質問」をしていました。

ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真3ホンネにたどり着くためのコミュニケーション写真3

私は、お客様のご要望を引き出す場面はあまりないのですが、お客様とのコミュニケーションにおいて「こちらの都合ではなく、相手の都合に合わせる」ことを心がけています。私が直にお客様に接する機会というと竣工検査になるのですが、建築用語をかみくだいて、やさしく丁寧に説明することに徹します。

私も説明する時は、お客様に伝わる表現なのか、常に注意を払っています。説明の時だけでなく、お客様の立場に立つということが大事なんです。例えば、検査の時もプロの視点というよりは初めて建築物に接する時のような視点でチェックします。ちょっとした傷、ちょっとしたクロスの開きも、お客様なら気になってしまうかもしれないと考えます。お客様アンケートで「自分たちが気づかないところまで検査してくれて、すごく嬉しかった」と書かれていた時は、報われた気がしました。

みなさん、アンケートには必ず目を通していますか?

いつもヒヤヒヤしながら見ています。「いい声」はもちろん嬉しいですし、失敗も学びになるので、お客様の声は大事です。

自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦

自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真1自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真1

ナカジツへの信頼性は、自称「品質が高い工務店」ではなく、第三者機関のホームリサーチより国内最高品質としてAAA+++の評価を獲得しているので、確実に担保されていると思います。

ですから、営業としては自信を持って提案できます。それに、過去にナカジツの家を買っていただいたOB / OGの方の声を聞くと、ずっと良い家を作り続けてきたことを実感できます。

私たち工事チームは、いわばナカジツ品質の最後の砦なんですね。営業からのバトンを受けた私たちが転けてしまうと、お客様の印象は悪いままで終わってしまう。ただ逆に、それまでトラブルによる失点があったとしても、私たちが仕上がりで挽回すれば、高品質のイメージを残すことができると思います。

建築プロデューサーとしては、最高品質の評価をいただいているとしても、現状に甘んじてはいけないと思っています。新たな領域にも挑戦していかなければ。

自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真2自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真2

現場監督にとっては、全ての工事が常に「はじめまして」なんです。仕様や状況が全く同じ物件は、二つとないはずなので。だから、メンバーのレベルを上げながら、お客様に満足・安心できる仕上がりを提供することが日々の挑戦だと思っています。

品質も大事だけど、たくさんの案件をやるということも大事ですよね。 営業としてより多くのお客様を幸せにできるようになりたいなと僕は思っています。昨年は130軒を担当しまして、すごくしんどい時もありましたが、品質を落とさずやりきれたと思います。同じエリアを担当した生田さんには迷惑をかけたかもしれないですが。

それはお互い様です。営業がたくさんの案件を追っていくことが求められているのは、私たち現場監督も十分理解しています。だから、工事のことは気にせず、たくさんのお客様を幸せにしたいという気持ちでやってもらいたい。

確かに、営業も工事も部署を跨いで協力して1組のお客様に向き合える、この人間関係の良さが品質を支えているんじゃないかなと改めて思いました。

自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真3自分たちは「ナカジツへの信頼」の最後の砦写真3

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