
住まい選びに寄り添い、ときには人生相談のような会話を重ねながら信頼を築いていく、ナカジツのコンサルティング営業。
お客様にとって人生最大級の買い物だからこそ、求められるのは知識だけではない。
『信頼』こそ、不動産取引における大事な要素と言える。
2025年度下半期中途新人賞 最優秀賞を受賞した波多野 嵐(はたの あらし)もそんな信頼を積み重ねてきた一人だ。
だが彼は、入社当初から順調だったわけではない。
半年間、毎日のように辞めたいと思いながらも踏みとどまり、自分と向き合い続けてきた。
負けず嫌いな向上心と、人の気持ちを考え続けるやさしさ。
その両方を武器に成長を続ける波多野の現在地を聞いた。
この記事の見どころ
•「半年間、毎日辞めたかった」。それでも踏みとどまり、最優秀新人賞を受賞するまで
•「嫌われないことが自分の武器」。お客様の不安に寄り添い続ける波多野流の営業スタイル
•「本当にすごい自分でいたい」。 負けず嫌いな挑戦者を支える家族への想い
人物紹介(この記事に登場する人)
波多野 嵐(はたの あらし):コンサルティング営業
2024年10月 中途入社。前職では商社でのルート営業を経験。
入社後、刈谷・大府店に配属。
2025年度下半期中途新人賞 最優秀賞を受賞。
2026年9月 神奈川第1号店となる横浜泉本店のオープニングスタッフに抜擢される。
「とにかく稼ぎたい」から始まった転職
――まずは入社のきっかけから教えてください。
正直に言うと、お金を稼ぎたかったからです(笑)。
前職は商社でルート営業をしていたんですけど、もっと自分の力で勝負したいなと思っていました。
決まったお客様を回る仕事が中心だったので、成果が見えやすい仕事の方が自分には合っているんじゃないかと思ったんです。
――そこで不動産業界に興味を持ったんですね。
そうですね。
不動産会社をいくつか見ていました。
最終的にナカジツに決めた理由は、人だったと思います。
最終面接でお会いした久保田さん(不動産流通営業部門 執行役員)がすごく印象に残っていて。
質問したことにも全部答えてくれましたし、話も分かりやすかったんです。
「あ、この人すごいな」って素直に思いました。
なんて言うんですかね。
営業の話も、お金の話も、キャリアの話も全部即答だったんですよ。
僕、結構いろいろ聞いたんですけど(笑)。
それでも全部答えてくれて。
「この人についていけば間違いなさそうだな」って思いました。
あとその頃は、今よりもっとお金に貪欲だったので(笑)。
年収や評価制度も含めて、「ここなら頑張った分だけ返ってきそうだな」と感じていました。
この頃は期待でいっぱいでしたね。
だからこそ、入社後すぐに挫折するんですけど……。
――『挫折』ですか?
想像していた以上に難しかったんです。
営業もほとんど未経験みたいなものでしたし、不動産の知識も全然なかったので。
何をしたら成果につながるのかも分からない。
自分では頑張ってるつもりなのにうまくいかない。
そんな状態でした。
正直、半年くらいは毎日辞めたかったです。
朝起きて仕事に行くのが嫌でした。
成果も出ないし、周りの人はすごいし。
不動産営業って、頑張った分だけ成果が返ってくる仕事だと思っていたんです。
でも実際は、頑張る方向が分かっていないと成果につながらない。
「聞いていた話と違うな」って思うこともありました。
――それでも辞めなかったのはなぜですか?
意地ですね(笑)。
前職も短い期間で辞めていたので、また辞めるのは嫌だったんです。
それに僕、お金持ちになりたいんですよ。
昔から、ずっと。
だからここで辞めるって、自分の夢を諦めることと同じだと思っていて。
それだけは嫌でした。
――どうやって気持ちを切り替えたんですか?
ある時、「あと半年だけ本気でやろう」って決めたんです。
それでダメなら考えようって。
今思えば本気で仕事に向き合えていなかった部分もあったと思います。
だから一回、本気でやってみようと。
そこから少しずつ変わっていきました。

「どんなに疲れていても、仕事に行きたくないとは思わなくなった」
――変わるきっかけは何だったんでしょう。
加藤 祐樹支店長の存在は大きかったですね。
――どんな方でしたか?
今だから言いますけど、最初は怖かったです(笑)。
忙しそうだし、すごい営業マンだし。
中途で入ったばかりの自分が話しかけて大丈夫かなって。
でも実際は全然違いました。
相談したら必ず返事をくれるし、困った時はちゃんと向き合ってくれる。
僕、本当にたくさん質問していたと思うんですけど、全部答えてくれたんですよね。
そういう存在が近くにいたことはすごく大きかったです。
あと刈谷店の雰囲気も好きでした。
仕事はちゃんとやるけど、普段は明るい。
みんな仲が良い。
そんな環境だったので、気づいたら仕事が嫌じゃなくなっていました。
――辞めたいとも思わなくなった?
あの半年以降、一回もないですね。
どれだけ疲れていても、二日酔いだったとしても(笑)。
仕事に行きたくないなと思ったことは本当にないです。
――営業の面白さを感じ始めたのはいつ頃でしたか?
一年くらい経った頃だと思います。
少しずつ成果も出るようになって。
その頃から営業って面白いなと思えるようになりました。
――どんなところに魅力を感じますか?
信頼されるところですね。
家って人生で一番大きな買い物じゃないですか。
それに僕はまだ若いですし。
正直、自分がお客様ならもっと経験のある営業から買いたいと思うかもしれません。
それでも最後に自分を選んでもらえるんです。
「波多野さんだからお願いしたい」
そう言っていただけると、本当に嬉しいですね。
売れたことそのものよりも、自分を信頼してもらえたことの方が嬉しいかもしれません。
お客様の口コミを見たり、「ありがとう」と言ってもらえた時に、この仕事やってて良かったなって思います。
――ご自身の強みは何だと思いますか?
『嫌われないこと』ですね(笑)。
――『好かれること』ではなく?
そうですね。
昔から、人が今どう思っているかを考えちゃうタイプで。
相手の表情だったり、言葉だったり。
結構敏感なんですよ。
営業にもつながっています。
例えば返信が遅い人って嫌じゃないですか。
僕だったら嫌なんです。
だからお客様への返信はできるだけ早く返すようにしています。
若い営業だと不安を持たれることもありますし。
少しでも安心してもらいたいなと思うんです。
自分がされたら嫌なことはしない。
すごくシンプルですけど、それを意識しています。
だから『嫌われない』。
もちろんその先では、相手に自分のことを好きになってもらいたいですけど。
まずはみんなに嫌われないこと、これは僕の武器ですね。

「すごいね」って言われたいんじゃない、本当にすごい自分でいたい。
――波多野さんって、ご自身ではどんな性格だと思いますか?
負けず嫌いですね、かなり。
例えば、今回の成績って営業全体で4位だったんですけど、めっちゃ悔しかったです。
1位じゃなかったので。
僕の中では1位になれなかった時点で悔しいんですよ。
――その意識は昔からあるものですか?
昔からですね。
学生時代の部活でもずっとそうでした。
本当は負けるのがめちゃくちゃ嫌いなんですよ。
あまり表には出さないんですけど(笑)。
でも心の中ではずっと思っています。
別に褒められたいわけじゃないんです。
「すごいね」って言われたいんじゃなくて、本当にすごい自分でいたい。
だからもっと上に行きたいんですよね。
――落ち込むこともありますか?
めちゃくちゃあります。
うまくいかなかった日は結構考えます。
「何がダメだったんだろう」って。
携帯のメモに書き出したりして、次はこうしようって整理するんです。
答えが見つかるとスッキリするので。
――他に落ち込んだときの支えはありますか?
家族ですね。
家族は大好きです、本当に。
僕、めちゃくちゃ愛情をもらって育ったんですよ。
だから今の自分があると思っています。
給料やボーナスが入ったらプレゼントを買っています。
父と母と兄に、おじいちゃん、おばあちゃんにも。
ずっと感謝しているので。
あと、自分の中でルールがあって。
給料の一割くらいは家族に使おうって決めているんです。
いつか家族がお金で困らない状態にしたいんですよね。
だからもっと稼ぎたい。
頑張る理由の一つで、大きな支えです。

結果を出して、「任せて良かった」と思ってもらいたい
――そんな波多野さんですが、横浜の新店舗へオープニングスタッフとして異動することが決まりました。
率直に嬉しかったです。
神奈川第1号店ということもあり、もちろん不安もあります。
でも、それ以上に期待してもらえていることが嬉しかったですね。
まだ入社して2年も経っていませんし、年齢も25歳です。
そんな自分に「横浜で頑張ってこい」と言ってもらえたので。
――振り返ると、毎日辞めたいと思っていた頃から大きく変わりました。
本当にそうですね(笑)。
あの時辞めなくて良かったなと思います。
もし辞めていたら、今の自分はいなかったと思うので。
――では最後に、今後の目標を教えてください。
まずはMVPです。
それが今の一番大きな目標ですね。
その先は支店長にもなりたいですし、いつかは社長にもなりたい。
実は小学生の頃から社長になるのが夢なんです(笑)。
でもまずは横浜で結果を出すこと。
「波多野を送り出して良かった」
そう思ってもらえるように頑張りたいです。
負けず嫌いと、人へのやさしさ。
「半年間、毎日辞めたかった。」
最優秀新人賞を受賞した今だからこそ語れる、その言葉が印象的だった。
負けず嫌いで、人一倍高い目標を掲げる一方で、お客様の不安や家族への感謝を真っ直ぐに考え続ける波多野。
だからこそ、お客様から信頼され、周囲から期待される存在に成長した。
半年間、辞めたいと思い続けた若手営業が、今では神奈川1号店の立ち上げを任されるまでに。
横浜という新たな舞台で、波多野がどんな景色を見せてくれるのか。
その挑戦をこれからも追いかけていきたい。
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