
2025年度下半期最優秀新人賞を受賞した建築プロデューサー 久野 柊佑(くの しゅう)。
中途入社からわずか1年あまりで、多くの現場を経験しながら着実に成長を続けてきた。
一見すると順調なキャリアに見えるが、本人が語る強みは少し意外だった。
「ただの心配性なんですよ(笑)」
その言葉の裏には、施工管理という仕事への誠実な向き合い方があった。
この記事の見どころ
•施工管理としてもっと成長したい。経験を求めてナカジツへ
•「最後は自分の目で確かめたい」責任感と誠実さが生んだ最優秀新人賞
•支えてもらった経験を後輩へ。思い描く成長の循環
人物紹介(この記事に登場する人)
久野 柊佑(くの しゅう):建築プロデューサー
2025年9月 中途入社。
2025年度下半期最優秀新人賞を受賞。
持ち前の責任感と事前準備を徹底する仕事スタイルが武器。
前職での経験を活かし、早期から数多くの現場を担当。
「もっと経験を積みたい」その想いでナカジツへ
――まずは入社の経緯を教えてください。
前職でも施工管理をしていて、注文住宅を担当していました。
転職を考えていた時に、大学時代の同期がナカジツで働いていて相談したんです。
そこで「久野ならナカジツが向いていると思うよ」と紹介してもらって。
実際に話を聞いてみて、自分も挑戦してみたいと思い入社しました。
自分としても、もっと経験を積みたかったんです。
前職では担当棟数もそこまで多くなくて。
施工管理として成長するなら、もっとたくさんの現場を経験したいと思っていました。
――実際に入社してみてどうでしたか?
想像以上でしたね……。
入社して2週間くらいで現場を担当していましたし、検査や建前もどんどん経験させてもらいました。
最初は正直大変でしたけど、振り返ると本当に良い環境だったなと思います。
――その経験が、新人賞の受賞にもつながりました。
もちろん自分なりに頑張った部分はありますが、それ以上に環境が大きかったと思っています。
配属された名古屋工事課は棟数も多いですし、その分経験できることも多い。
成長も早かったと思います。
今思うと、本当に運が良かったですね。
普通だと半年くらいかかるような経験を早い段階でさせてもらいましたし、周りの先輩たちにもたくさん助けてもらいました。
――特に影響を受けた方はいますか?
年間のMVPを受賞された、加藤康平さんですね。
タスク管理やスケジュール管理を教えてもらいました。
来週の予定を前もって埋めておくことや、先を見据えて段取りを組むこと。
今の『段取り8割、現場2割』という考え方の土台は、加藤さんから学んだ部分が大きいと思います。
――周囲からは、確認を徹底するタイプだと言われているそうですね。
そうですね(笑)。
たぶん心配性なんだと思います。
「ここがこうなったらどうしよう」とか、「見落としていたらまずいな」とか、結構考えちゃうので。
だから確認もしますし、ダブルチェックもします。
最終的に責任を取るのは自分なので、自分の目で確認することは大事にしています。
もちろん周りを信用していないわけではないんですが、「最後は自分でも見ておこう」と思うタイプですね。
――昔からそういう性格だったんですか?
そうだと思います。
旅行のときも忘れ物がないか確認しますし、宿や飛行機の予約もちゃんと取れているか確認します(笑)。
昔からそういうタイプですね。
――そもそも建築に興味を持ったきっかけは?
絵を描いたり工作したりするのが好きだったんです。
小さい頃に親と将来の話をしている中で建築という仕事を知って、「面白そうだな」と思ったのが最初ですね。
大学でも建築を学びましたし、新卒でも建築の業界に入りました。
その中でも特に魅力を感じたのが住宅で。
やっぱり家づくりが好きなんです。
ビルのような大きな建物ももちろん魅力的だと思うんですが、街の景観って住宅でできている部分も大きいと思うんですよ。
だから昔から住宅に携わりたい気持ちは変わっていません。

トラブルを防ぐのも施工管理の仕事。準備が現場を守る
――施工管理として大切にしている考え方はありますか?
加藤さんに教えていただいた『段取り8割、現場2割』ですね。
現場で起きるトラブルって、実は事前準備で防げることが多いんですよ。
工程を組んだり、関係各所と調整したり。
そこがしっかりできていれば現場はスムーズに進むので。
――その考え方が活きた現場はありますか?
小学校の目の前にある現場ですね。
歩行者専用道路の規制があったり、児童の通学時間があったりして、かなり気を遣う現場でした。
そのとき実施したこととしては、まず小学校へ挨拶に行きました。
教頭先生に工事日程をお伝えしたり、授業参観の日程や児童の動きを教えてもらったり。
その情報をもとに工程を調整していました。
児童が多く通る時間は避けたり、工事車両の動線を考えたり。
工期も少し余裕を持たせていました。
心配性なので(笑)。
でも結果として大きなトラブルなく完工できたので、やっぱり準備は大事だなと思いましたね。
――他に印象に残っている現場はありますか?
近隣に住む方への対応がかなり多かった現場がありましたね。
この現場も大変でした。
でもこれは結局、誠実に対応するしかないと思っています。
何か連絡をいただいたらすぐ現場へ行く。
きちんと話を聞く。
真面目に対応する。
それだけですね。
施工管理としては近隣の方との関係づくりってすごく大切で。
問題が起きてから行くよりも、普段から挨拶して顔を覚えてもらう方が大事だと思っています。
現場って結局、人との関わりの中で進んでいきますから。
――その考えは、普段から意識していることとも繋がっていそうですね。
レスポンスは早くするようにしています。
分からないこともすぐ聞きますし、連絡もできるだけ早く返します。
入社したばかりの頃は本当に分からないことだらけだったので、とにかく聞くことを意識していました。
今振り返ると、それが成長につながったのかなと思います。
――施工管理の仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やっぱり現場が完成した時ですね。
無事に完工して、やるべきことを全部終えた時は「終わったな」とホッとします。
あとは、設計から来た図面を見て、「ここはこうした方がいいかもしれない」と考えたり、業者さんと打ち合わせをしたり。
そうやって調整しながら現場が動いていく時は面白いです。
自分が段取りをして、職人さんたちと相談して、その結果として現場が進んでいく。
そういう時は「自分が現場を動かしているな」という感覚があります。
大変なこともありますが、自分が考えたことや調整したことが実際の建物として形になっていくのは面白いですね。

自分が苦労したから、後輩には同じ思いをしてほしくない
――最近は後輩育成にも携わっていますね。
新卒の子が2人配属されました。
検査に同行してもらったり、仕事を教えたりする機会が増えてきましたね。
――仕事を教えるにあたって、大事にしていることはありますか?
分かるまで教えることです。
入社した頃の自分を振り返ると、当時は分からないことも多かったですし、先輩方も忙しかったので。
自分から聞きに行かないと覚えられないことがたくさんありました。
もちろん皆さんに助けてもらったんですけど、苦労した部分もありました。
だからこそ今は、後輩の成長を後押ししたい。
早く覚えた方が本人のためにもなると思うので。
現場を持つためには経験が必要なので、できるだけ多くの経験をしてほしいと思っています。
分からないことがあれば何でも聞いてほしいですし、自分が知っていることはちゃんと伝えたいと思っています。
自分が周りに支えてもらったからこそ、今度は自分が返していきたいですね。
MVPを目指して、その先へ
――今後の目標を教えてください。
やっぱりMVPを目指したいです。
順位があるなら一番を目指したいなって思います。
年間50棟という目標もありますし、まだまだ成長していきたいですね。
――改めて、ナカジツはどんな会社だと思いますか?
本当にたくさん経験ができる会社だと思います。
大変なこともありますが、その分成長できる機会も多いですし、相談できる先輩もいます。
僕自身もたくさん周りに支えてもらいました。
成長したいと思っている人には、とても良い環境だと思います。

誠実さを積み重ねた先にある信頼
「最後は自分の目で確かめたい。」
久野の話を聞いていると、「心配性」という本人の言葉が、仕事では一つの強みとして表れていることが分かる。
トラブルを想定して準備する。
現場では最後まで自分の目で確認する。
近隣の方には早く、誠実に対応する。
そして、自分が周囲に助けられながら成長してきたからこそ、今度は後輩が成長できるように支えていく。
心配だからこそ、先を考える。
責任を持つからこそ、自分で確かめる。
その積み重ねが、久野の施工管理のスタイルをつくっている。
ナカジツには、人との関わりや成長の過程を大切にする先輩たちがいる。
久野もまた、そんなナカジツらしさを体現する一人なのだと感じた。
関連記事

「任せて良かったと思ってもらいたい」若手営業を支える負けず嫌いな向上心
- 社員表彰
- コンサルティング営業
- 中途
- 入社1年〜5年

「遠回りも無駄じゃない」 挫折を経験した建築プロデューサーが見つけた成長の形
- 成績一位
- 社員表彰
- 建築プロデューサー
- 中途

人を育てるのではなく、人と向き合う。 最優秀店舗賞につながったチームづくり
- 成績一位
- 社員表彰
- コンサルティング営業
- 中途




