
暮らしのエキスパートとしてお客様のニーズを的確に汲み取り、常に最適な提案を考えるナカジツの基幹業務、コンサルティング営業。
会社のメイン事業として、現在も愛知県を中心に、関東や九州へと拠点拡大を続けている。
コンサルティング営業の木本 和道(きもと かずみ)は、未経験で不動産業界へ転職し、関東エリアの新店舗立ち上げを複数経験した。
順風満帆とは言えないスタートながらも自分を信じて努力を積み重ね、2025年度には下半期MVPを獲得。
現在は支店長としてメンバー育成に尽力する彼に、ナカジツの不動産仲介営業の魅力を聞いた。
この記事の見どころ
•「自分には特別な才能はない」。だからこそ続けた積み重ね。
•人生に寄り添う不動産仲介営業。その仕事の面白さと奥深さ。
•プレイヤーから支店長へ。自身の経験を次世代へつなぐ想い。
人物紹介(この記事に登場する人)
木本 和道(きもと かずみ):コンサルティング営業
2020年9月 中途入社。前職は中学校の教員として4年間勤務。
船橋北口本店(千葉県)のオープニングメンバーとして入社後、関東エリアの新店舗立ち上げを複数経験。
2025年度 下半期MVPを獲得。
現在はかしわ店で支店長を務める。
「20代のうちに挑戦したい」 教員から異業種への転職を決意
――入社前の経歴を教えてください。
前職は中学校教員でした。
千葉市の中学校で4年間勤務し、社会科を担当していました。
もともと教員になることが夢だったので、その仕事自体に不満があったわけではありません。
むしろ生徒と関わることも好きでしたし、やりがいもありました。
ただ、26歳になったときに自分の将来を考えるようになったんです。
「このまま30代になったら異業種への挑戦は難しくなるかもしれない」と。
20代があと数年残っているなら、新しい世界に挑戦してみたい。
そう思って転職を決意しました。
――不動産業界への抵抗はありませんでしたか?
正直ありました。
当時の私は営業職に対してあまり良いイメージを持っていなかったんです。
転職活動中も不動産に限らずさまざまな業界を見ていましたし、営業職もあまり乗り気ではありませんでした。
そんな中でナカジツを知ったときに印象的だったのが、「いい人材が欲しい」というメッセージでした。
普通なら成果や売上、年収といった言葉が並びそうなところで、人を重視していることが伝わってきたんです。
今振り返ると、私は転職先に「何をするか」以上に「誰と働くか」を求めていたんだと思います。
それがナカジツに惹かれた一番の理由でした。

新店舗立ち上げ、ゼロからのスタート
――入社当時のことを教えてください。
最初は船橋北口本店のオープニングメンバーとして採用されました。
ただ、当時は店舗がまだ完成していなかったため、愛知県の店舗で研修を受けることになりました。
その後、関東エリアの複数店舗(船橋・花見川・柏・市川)で新店舗立ち上げを数多く経験しています。
・・・振り返ると、ほぼ毎年のように新店舗へ異動していますね(笑)。
――立ち上げ期は大変だったのでは?
本当に「何もなかった」ですね。
知名度もないですし、お客様もいない。
売却のリストもなければ、自社物件もない。
営業として何をしたらいいか分からない状態からスタートしました。
とにかく売却の案件を集めるところから始めて、初契約までは半年近くかかりましたね。
ただ、不思議と苦しいというより楽しかったですね。
ゼロから店舗をつくっていく感覚がありましたし、一緒に頑張る仲間もいました。
「どうやったらお店を成長させられるだろう」と考えながら取り組んでいた時間は、今振り返っても貴重な経験だったと思います。
その環境があったからこそ基礎が身についたとも思います。
誰かが作った仕組みに乗るのではなく、自分たちで店舗を育てていく経験をさせてもらえましたから。

成長の原点は『人』と『学び続ける姿勢』
――営業として成長できた要因は何だったと思いますか?
私自身に、特別な才能はないと思っています。
だからこそ、とにかく学び続けることを意識していました。
本を読んだり、成果を出している人の話を聞いたり。
あとは、社内のリフォーム担当者に『営業ごとの違い』を教えてもらったり。
リフォーム担当者ってナカジツのいろんな営業と仕事をしているので、それぞれの違いをよく知っているんですよ。
そういう人たちから話を聞いて、「それいいな」と思ったものを取り入れていきました。
営業は3年、4年と経験すると自分の型ができてしまいます。
でも、自分のやり方だけを信じるのではなく、他人から学び続けることは意識していましたね。
――2025年度下半期にはMVPに選ばれました。
MVP受賞の要因についてはどう考えていますか?
何か特別なことをしたわけではありません。
6年間積み重ねてきたものが、ようやく形になったという感覚です。
自分でも不思議なんですが、私はあまり落ち込まないタイプなんです。
もちろん悔しいことはあります。
同期が結果を出しているのを見れば焦りますし、自分が思うようにいかないこともあります。
ただ、「自分ならできる」という感覚はずっと持っていました。
これは根拠のある自信というより、自分でそう考えるようにしていたんです。
結局、最後はマインド次第だと思っています。
できないと思えばできなくなりますし、できると思って行動し続ければ前に進める。
だから私は、自分を信じ続けることを選びました。
その積み重ねが今回のMVPに繋がったのかなと思います。
大きな影響を受けた上司の存在
――木本さんが特に影響を受けたのはどんな方ですか?
水野エリアマネージャーです、私にとって本当に大きな存在で。
営業のテクニックというよりは、働く上での『考え方』を教えてもらいました。
特に印象に残っているのが、「すべて前倒しで考える」という姿勢ですね。
契約もそうですし、書類提出もそうです。
今月やらなくていいから来月に回そう、ではなく、できることは全部前倒しでやる。
営業は限られた時間の中でどれだけ行動量を圧縮できるかの勝負なんです。
前倒しで終わらせれば、その空いた時間で次の案件に取り組める。
その積み重ねが結果につながるという考え方ですね。
当時も聞いていたはずなんですが、正直その頃は理解しきれていませんでした。
でも経験を重ねた今だからこそ、「あの時言っていたのはこういうことだったんだ」と腑に落ちることがたくさんあります。
――MVP受賞時のコメントでも感謝を伝えていましたね。
あの場で一番伝えたい相手が水野さんだったんです。
本当に感謝している方ですし、今でも目標にしている存在ですね。

不動産仲介は「めちゃくちゃ面白い」
――木本さんにとって、不動産仲介の魅力とは何でしょうか?
めちゃくちゃ面白い仕事です。
不動産は人生の中でも非常に大きな買い物です。
その大切な意思決定に関わらせていただける。
しかも、お客様ごとに人生や価値観が違うので、一つとして同じ案件がありません。
お客様の人生も違うし、家族構成も違うし、価値観も違う。
だから正解も毎回違います。
例えば、
「駅近に住みたい」という人もいれば、
「休日は庭で犬と過ごしたい」という人もいます。
その人にとって本当にいい暮らしは何なのかを考えるところが面白いんです。
10年、20年経験している人でも初めて出会うケースがあるくらい奥が深い世界です。
だから飽きないんです。
――木本さん自身も、お客様の人生に入り込んでいく感覚がある?
ありますね。
だから単純に家を売る仕事だとは思っていません。
お客様のこれからの人生を一緒に考える仕事だと思っています。
提案した内容がお客様にピタッとはまって、
「ありがとう」と言っていただけた時は本当に嬉しいです。
――特に印象に残っているお客様とのエピソードはありますか?
注文住宅用の土地探しをお手伝いしたお客様です。
「休日はワンちゃんと庭でゆっくり過ごしたい」という理想の暮らしを持っていて、そのライフスタイルに合う住まいを一緒に考えていました。
そこで見つけたのが、公園に面した中古住宅でした。
窓の先に公園が広がり、開放感があって、愛犬と過ごす暮らしにもぴったり。
私自身も「この物件だ」と思える提案ができました。
お客様にもとても喜んでいただき、今でも印象に残っています。

支店長として挑む新たなステージ
――支店長になった現在は、どのような仕事をされていますか?
営業活動もありますが、メンバーの行動管理や育成が中心です。
若いメンバーが多い店舗なので、それぞれがしっかり成長できるようサポートしています。
案件相談を受けたり、時間の使い方を一緒に振り返ったり、1on1を行ったりしながら、一人ひとりに合った支援を心がけていますね。
――昔からリーダータイプだったのでしょうか?
学生時代は野球をずっとやっていて、キャプテンや部長という役割は経験がありました。
当時の自分は周りから見れば『熱い人間』だったと思います。
でも、今振り返ると全然ダメだったと思いますね。
――「全然ダメ」と言うと?
自分の正しさしか見えていなかったんです。
大学時代も、本気で野球に取り組まない人を見ると許せなくて。
「なんで真剣にやらないんだ」という気持ちが強くて、自分の価値観を押し付けてしまっていました。
実際に部活を辞めていった人もいましたし、今考えると本当に視野が狭かったと思います。
だから当時の自分が『リーダー』だったかと言われると、全然違う気がします。
ただ熱量が高いだけだったんですよね。
――そこから何が変わったのでしょうか?
変わったのは社会人になってからですね。
特に本を読むようになったことは大きかったと思います。
教員時代も、ナカジツに入ってからもそうですが、とにかくたくさん本を読みました。
いろいろな価値観や考え方に触れるうちに、「自分の考えが絶対じゃない」ということを自然と受け入れられるようになったんです。
あとは、ナカジツで自分と同じように高い熱量を持ちながらも、相手の考えを受け入れ、周囲を巻き込みながら成果を出す人たちに出会ったこと。
これはやっぱり大きいですね。
最初は目の前の成果を出すことに必死だったんですが、経験を重ねるうちに、自分一人で成果を出しているわけじゃないことが分かってきたんです。
上司がいて、仲間がいて、支えてくれる人がいる。
そういった周囲の存在に気付けるようになったのは大きかったと思います。

部下の成長を信じ、共に走り続ける
――では最後に、今後の目標を教えてください。
最終的には最優秀店舗賞を獲りたいと思っています。
ただ、その前にまずはメンバー一人ひとりが自走できる状態になることが大切です。
みんな本当に才能があるんですよ、途中で諦めてほしくないんです。
私自身、結果が出るまで時間がかかったタイプですので。
だからこそ、目の前の成果だけで自分を判断せず、成長を信じて続けてほしい。
そのために、それぞれの成長段階に合わせて伴走していきたいですね。
不動産仲介は大変な仕事ですが、本当に面白い仕事です。
だからこそ、メンバーにもその面白さややりがいを実感してもらいたい。
そして、一緒に成長していきたいと思っています。
才能ではなく積み重ね。
信じ続けた先に、結果はある。
派手な成功体験があったわけではない。
成果が出ない時期も経験した、悔しさを感じることもあった。
それでも自分を諦めず、昨日より少しでも良くなるために学びを積み重ね、やがてMVPという結果につながった。
そして今、その経験を若手へ受け継ごうとしている。
ひたむきに努力を積み重ねた人が活躍できる。
そんな文化が、ナカジツには根付いている。
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